外壁選びは建物の外観イメージを大きく左右します。
近年では外壁材の種類も様々なものがあり、中でも一般的に使用されているのが窯業(ようぎょう)系サイディングと呼ばれる外壁材です。
従来の外壁はモルタルが多く利用されていたのですが、手間がかかるためどうしても工期が伸び、現在ではこの窯業系サイディングが7割~8割のシェアになっています。
また、モルタルに比べてその色や種類も圧倒的に多く、和風や洋風、モダン、ナチュラルなど建物のイメージに合わせて外壁を選ぶことができます。
しかし、色や種類が増えたことで、その選択に悩む人がとても多くなりました。
私も、外壁選びは一番と言っていいほど悩みました。
というのも、外壁材のサンプルだけを見ても建物全体像で見ないとイメージが付きにくいんですよね。
今回は悩みに悩んで選んだ我が家のサイディングについて紹介したいと思います。
我が家の外観とサイディングの種類
我が家の外観はこのような感じです。
まずはパースから。
イメージはシンプルモダンです。
そして実際に完成された建物はこのような感じになりました。
パースの雰囲気よりも若干暗いですね。
最初は渋すぎるかなとも思ったのですが、落ち着いた雰囲気にしたかったので満足です。
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選んだサイディング
我が家の選んだサイディングは次の2つです。
ニチハ 16mm モエンエクセラード16シリーズのコルモストーン調 フォンドMGモス。
そして、フォンドMGブラウンです。
初めはベージュを基調に考えていたのですが、なんとなく建売住宅っぽくありきたりで物足りなく感じてしまい、濃い目の色を基調に選びました。
サイディングの選び方
サイディングもメーカーによって様々な種類があり、どれを選んだらいいのかものすごく悩みます。
基本的には、アイボリーやホワイト、ベージュといったスッキリとした色をベースに、アクセントで濃い色のものを選ぶとまとまりやすいです。
ただそれだけだと、シンプル過ぎて建売感が出てしまいます。(要はありきたり)
そういった場合は、サイディングの柄を変えるのも方法です。
石柄調、レンガ調、木目調といった少し個性のある柄を選択することで、雰囲気もガラリと変わります。
また、オプションになってしまう場合もありますが、サイディングの厚み(幅)の大きいものを選ぶことで、柄がより前面に出て特徴のある外観になります。
外観の参考資料
外観 例-1

出典:わが家の壁サイト
この家は、ホワイトを基調とした壁にレンガ調のサイディングを組み合わせています。
片方を個性の強い柄に変えるだけでも、とてもオシャレに見えますよね。
外観 例-2

出典:わが家の壁サイト
この家も先ほどと同様、サイディングの一部をデザイン性のある個性的な柄に変えています。
やはり柄が個性的だと見栄えも違いますよね。
外観 例-3

出典:わが家の壁サイト
こちらの家はベージュ×ベージュの色の組み合わせになっています。
同じ色でも片方をシンプルな柄に、もう片方を主張の強い柄にすることで、このようにオシャレな外観にすることができます。
外観 例-4

出典:わが家の壁サイト
この家のデザインが個人的に一番好きです。
色もホワイト×ホワイトと同じ色の組み合わせになっていますが、こちらも一部のサイディングの種類を柄のあるものに変えているため、そこがアクセントとなっています。
このようにさりげなく柄を変えるのもオシャレですよね。
外観 例-5

出典:わが家の壁サイト
こちらもとてもシンプルで可愛らしいです。
見ての通り、白を基調とした外壁ですが、サイディングの厚み(幅)がとても大きいですよね。
このように、サイディングの幅を変えるだけでも見栄えが変わってきます。
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まとめ
以上のように、我が家の外観と選んだサイディングの種類、そしてサイディングの選び方を簡単に説明してみました。
建物の外観は間取りと同じくらい悩む場所でもあります。
色の組み合わせや柄など、何千、何万通りと存在します。
その中から自分達の好みの組み合わせを選ばなければなりません。
とっても大変な作業です。
オススメは、とにかくたくさんのお家の外観デザインを見ることです。
ニチハやケイミューなどの外壁メーカーは、HP上に施工例をたくさん載せています。
そこには使用しているサイディングの種類も記載されているので、イメージもしやすいです。
また、ニチハにはサイディングシュミレーションというCGを使ったサービスもあります。
インターネットが使える環境であれば無料で利用できるのでこちらを使用するのも方法の一つです。
外観デザインはその家の看板でもあります。
人とは違ったオシャレで素敵な外観を目指しましょう!