”家は3回建てないと本当に満足した家は建てられない”
よく言いますよね。
私も、2016年にローコストハウスメーカーのAホーム(あえて名前は伏せます)で家を建てました。
”ああすれば良かった”、”ここが必要なかった”、”こうすれば予算も少なくて済んだの”、など後悔したことがたくさんあります!
なぜそうなってしまうのでしょうか??
今回は注文住宅の難しさや失敗してしまう原因、私なりの解決方法などを挙げてみようと思います。
目次
注文住宅の難しさ その1
全てが初めての経験!決定するのも全て自分達!
注文住宅の良い所は全てを自分達で決められるというところです。
それが楽しい!と思うのですが、実際はそう上手くいかないのが注文住宅の難しさなんです。
例えば、注文住宅は毎週のように打ち合わせを行い、自然と毎日のように家のことを考えながら過ごしてしまいます。
外観デザイン、間取り決め、サイディング選び、オプション選択など…考えるとキリがありません。
そうするとだんだんと疲れてきてしまうんですよね。
それで判断力が低下してしまうんです。
この判断力の低下が注文住宅で失敗してしまう原因の一つです。
”もうこれでいいや!”
この判断が後々の後悔を生んでしまいます。
もしも判断に迷ったら…そういった時はプロに任せてみよう!
初めての注文住宅、当然素人の判断では行き詰まることも多く、決断も難しいことが多いです。
”どうしたらいいかな”、”どっちにしようかな”、”予算も無いし、仕方ないか…” などなど。
そういった場合は、建築士(設計士)さんや色彩コーディネーター、担当営業さんからのアドバイスを参考に、判断してもらいましょう。
全てを自分たちで決める必要はないんです。
信頼できる経験豊富なプロに任せることも時に大事になります。
それが失敗しないための家作りの方法です。
注文住宅の難しさ その2
ハウスメーカー選び
よくある失敗に、そもそもハウスメーカー選びを間違ったという人も多くいます。
”ただ高いだけの家だった”、”注文住宅なのにある程度のコンセプトが決まっていて自由度が低い”、”欠陥住宅だった”、”従業員の対応が悪い”などなど。
顧客満足度という言葉があるように、ハウスメーカー選びも顧客からの評判や評価を参考に選択することが大切です!
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良いハウスメーカーを選ぶには…ネットで評判や評価、口コミを調べること!
「○○(ハウスメーカー名) 評判 口コミ」などで検索して、実際に建てた人の声を聞くようにしましょう。
また、価格はもちろん、企業方針、デザイン、品質、力量、全てが異なるため、そういった部分に関しての情報も事前に収集しておくことが大切です。
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注文住宅の難しさ その3
予算の決め方。住宅ローン。
注文住宅を建てて後悔した人の多くが、毎月の住宅ローンの返済額がキツイ、家計に余裕が無いということです。
不況でボーナスカットがあったり、子供が生まれて共働きが出来ない、又は子供を作る余裕がないなど多くの人が頭を悩ませています。
注文住宅はお金がかかります。
オプション費用なども、想定していた予算の範囲を超えてしまう人も多く見られます。
”もっと安い物件にすればよかった”
返済で悩む多くの人がこう思っています。
予算計画、将来設計までを考えて無理のない範囲で借り入れを
手元の資金が少ない状態で多額の借り入れをするのは大変危険です。
それだけで毎月の返済金額は高額になり、家計のほとんどが住宅ローンで圧迫されてしまいます。
一般的に、住宅ローンの借り入れ金額は物件価格の80%と言われています。
2,500万円であれば2,000万円、3,000万円であれば2,400万円、4,000万円であれば3,200万円を借り入れし、差額を自己資金として用意するのが安全です。
一生に一度だからと言って、無理をした借り入れは絶対にしないで下さい。
お金も貯まらず、生活に余裕がなくなり、子供も育てることができません。
人生はマイホームを買うのがゴールではありません。
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まとめ
このように、私なりの注文住宅の難しさを3つ挙げてみました。
しかし、この3つはすごく大まかなもので、これ以外にも注意する点はたくさんあります。
ですが、この3つが最初から頭に入っているのといないのとでは、後々の結果が大きく変わってきます。
実際、私は何も考えずに注文住宅を建てた所があります。ほぼ憧れだけで建てた感じです。
それで失敗しました。
今思うと、この3つの点を最初から念頭に置いていれば、失敗も少なくて済んだかなと思います。
もちろん、何度も言うようですが、他にも難しい点、注意する点はたくさんあります。
とにかく、”選択に迷ったら相談する”、”情報収集を欠かさない”、”何事も無理をしない”
これから注文住宅を考えている人や建てる人には、この3つをスローガンとして、どこか頭の隅にでも置いておいて欲しいと思います。
後悔しない素敵なお家を手に入れましょう。